指導者養成ワークショップ ワークショップ概要
日本救急医学会ICLS指導者養成ワークショップ「認定制度」について
本学会では「突然の心停止に対して最初の10分間の適切なチーム蘇生を習得する」として「ICLSコース」を設定し、コースの認定申請受付および学会認定作業を行っております。
またこれと並行して、各地域、各施設でコースを指導する指導者の養成が急務と考え、「ICLSコース指導者養成ワークショップ」を主催してきました。認定条件については下記に示す通りです。
ワークショップのプログラム・内容については、各地でそれぞれの工夫も行われていることから、必ずしも画一的な内容に限るものではなく、内容については一緒に検討させていただきます。またこれまでと同様、各地からのご希望があれば委員会主催の指導者養成ワークショップも開催いたしますので、ご希望のある方は、各地区担当委員までご連絡下さい。
ICLS指導者養成ワークショップ認定条件
- ICLSコースで用いられる代表的な指導法を盛り込んだコース設定であること。
- 指導法を習得するためのロールプレイステーションがあること。
- ロールプレイステーションに必要なスキルを習得するためのスキルステーションがあること。
- 各実技ステーションの受講者は1グループ4~8名以内であること(やむを得ず、規定の人数を上回る、または下回る参加者となる場合には、理由を添えて当該地区の地区担当委員へ相談する)。
- 認定ワークショップディレクターが開催ディレクターとなり、ワークショップの質を保証する。
- 各ブースに1名以上の認定ワークショップインストラクター(ブース長)がおり、各ブースの質を保証する。
※1ブース開催の場合、ディレクターがブース長を兼任することが可能である。
※2ブース以上での開催の場合、ディレクターがブース長を兼任することはできず、各ブースにディレクターとは別の認定インストラクター(ブース長)が必要である。 - 指導者総数の上限は参加者の1.5倍までとする。
※コース申請時には受講者の公募枠を設けることが望ましい。
※ICLS指導者養成ワークショップでは、使用するテキストは問わないが、「ICLS コース指導者ガイドブック」を推奨する。
※1回の開催についてディレクターは2名まで登録できる。